こんにちは。
GRAPEFRUIT MOON 梅田HEP FIVE店です。
本日のブログは、60年代~のバティック柄シャツです。
“UNKNOWN” 60’s~ Batik Shirts ¥4,290-
SIZE about L~XL
ご覧の通り、襟から裾までプリントされた一見普通の柄シャツですが、
裏地を見てみると、表地と見分けがつかないほど濃くプリントされているのがわかります。
これはバティック生地といい、インドネシアやマレーシアの特産品として扱われてきたものになります。
染色したくない部分に蝋を塗り、染色。
その工程を何度も繰り返すことで、バティック特有の染めが出来上がります。
縫製委に関しても、当時は今と比べて、まだ縫製技術が発展してない60年代。
現在とは異なるディテールが何点かあります。
まず、脇下サイドのステッチが無いことです。
シャツの仕立てにおいて脇下の絞りは、そのシャツがどうあるのかを決めるのに重要な要素になります。
身幅が細ければドレス・フォーマルに、広ければカジュアルに等。
このシャツは生地を切った段階で、この形になることが決定していた。
そんなシャツになっています。
次に襟元。
写真ではなかなか伝わりづらいかもしれませんが、
台襟が本来別であるはずの襟と同化しています。襟兼台襟というべきか。
一体化することで、襟が立ちすぎない。
オープンカラーとレギュラーカラーの両方を楽しめるようになっています。
これも現在とは違ったディテールになるでしょう。
最後までご愛読いただきありがとうございました。
また、GRAPEFRUIT MOON 梅田HEP FIVE店のインスタグラムでも、様々な商品を紹介しているので是非チェックお願いします。